ブレイキングオーディション【生き残る秘訣】は?爪痕残しの上手い下手の違いとは?
回を重ねる度に話題が爆発するブレイキングダウンオーディションですが、同じく回を重ねるごとに様々な選手が登場しますね。
実は僕個人としては格闘技に対して全然興味がな無かったので、本戦に関しては詳しく述べられないのですが、本戦決定に辿り着くまでの流れとなるオーディション関係に関しては、人それぞれの夢の追い方が集約されているようでとても好きです。
それでも回を重ねるほどにどこかマンネリ化する部分もあるようで、そのマンネリは視聴者視点で眺めていても浮いてしまうんですね。
ということで、ここでは今後のブレイキングダウンに参戦意欲を持つ未来の選手が本戦の近道となるようなヒント、そして僕みたいなオーディションをブレイキングダウンの本編として視聴する側の視点として、これまでに視聴して『この選手のココが持ち味だなぁ』と感じた代表例を書き留めておきますね。
※ このページの内容の全ては僕個人の勝手な思い込みです。
下手な爪痕の残し方あるある
ブレイキングダウンオーディションの面白いところはアピールの仕方次第で
その場はダメでも次回以降に活かされる可能性がある
というところでして、事実、出場したオーディション映像が一切未公開でも、何かのきっかけが引き金になって改めて使われることがありますよね。
これがブレイキングダウンの底しれぬ可能性とも言える重要な部分でもあるので、近い未来にブレイキングオーディションに参加する考えを持つ人は、少なくとも以下のような状態に陥らないように気を付けましょう。
まずはブレイキングダウンオーディションを一般部視聴者側視点から眺めて『つまらない』と感じる選手の行動の代表例です。
目立たない
ダンマリで喋らないのは一般視聴者から眺めても大きなアウト要素ですね。
まず、どういった意図で参加したかが意味不明dwす。
本人は様子見といった気持ちがあるのかも知れませんが、撮影現場に登場した時点でブレイキングダウン生命は始まっています。
実際にどれだけ強いとしても、その証明の入り口であり、発端となる言葉が出なければ、他のアピール者にたちまち埋もれてしまうんですね。
鳴かない鳥は撃たれませんよね?
オーディションの場とは、鳴く事で注目を浴びる場なのです。
対戦希望相手不在
対戦希望相手に『誰でもいい』と言う参加者が少なくありませんが、これは完全に間違いと言っても良いでしょう。
例えば同じ『誰でもいい』と言う参加者が他の団体で飛び抜けた強さで知られる有名人なら分かりますが、あくまで一般層の参加者は無名の挑戦者という立場にある筈です。
少なくともひな壇選手が知っている筈がない存在で、『誰でもいい』と言われたところでアクションに困るのが関の山なんですね。
ブレイキングダウン黎明期のオーディション4や5・6といった時点ならば選手たちの顔触れも定まっていませんでしたから通用しましたが、スター選手が揃っている現時点では賢明な発言とは言えません。
ひな壇選手の誰が良い、登竜門の誰と戦ってみたい、同じグループに居たこの人が個人的に気になった、どの選手のどの部分に憧れているなど、ブレイキングダウン陣営の誰もが理解できるやる気を見せる所から始めましょう。
幻想も目的も理由も触れない
どうして参加を決意したかが不明というのも致命的です。
少なくともブレイキングダウンは悪でも善でも輝きを求める場という事は間違いありません。
戦って勝ち上がる事で将来的にどんなビジョンを見てるのか?
名声なのか?
金なのか?
異性なのか?
貪欲なまでに強い希望がある人ほど他人はその生い立ちと成長が気になるものです。
喧嘩自慢や元不良など、ブレイキングダウンの世界は元々がダークな世界観の色が濃く出ている舞台でもあります。
自分の願望が弱い選手が出てる筈がない世界なんですね。
手数が少ない
折角のスパーリングでも防戦一方では単なる負け試合で、相手にポイントを貢献して終了してしまいます。
既存の選手たちは無名の人物の頑張り度合いをリアルな生き様として眺め、その結果にドラマの可能性を見出します。
ブレイキングダウンはたとえ負け試合が濃厚でも、必死さが伝わることで次回以降の出場チャンスを得られる可能性が高まる所が魅力ですよね。
暴れれば良いと思ってる
ブレイキングダウンの世界にも最低限のルールが存在します。
オーディションで言えば、意図的にトラブルを起こさないというのが基本にして最低限のルールですね。
どうしてブレイキングダウンは喧嘩自慢なのに相手を殴ってはいけないのか?
答えはカンタン。
ブレイキングダウンは過去の喧嘩問題や犯罪履歴を
『その場に限って帳消しした上で』
または
『そういったパフォーマンスとしての殴り合いの場』
となりますが、これはスパーリングや本戦の中だけの話であり、ひな壇選手の揉め合いはそれらの最低条件が既にクリアされているからこそ寛容されるものでもあります。
そもそも、見知らぬ相手の意識外での殴り行為は単なる暴力でしかないのですね。
つまりは犯罪です。
オーディションとは一般社会における採用面接の場なので、ブレイキングダウンルールに従った、またはブレイキングダウン運営サイドがパフォーマンスとして許容できる暴力への流れがあったか否かが重要となるため、突然殴りかかるのは単純にアウトと捉えられて当たり前でしょう。
上手い爪痕の残し方
ということで、ここからは個人的に上手だなぁと思ったブレイキングダウン選手の初登場時に印象深かったオーディションでの爪痕の付け方と残し方の代表例を挙げていきますね。
引退や出禁などの理由で既に姿を消してしまった選手も居ますが、『爪痕』という意味ではナルホドと感じる部分があり、対象選手を知る人ならば、確実にそのシーンを思い出すことができる場面だと思います。
例えば『こめお』その場の正直な感情
こめお選手はブレイキングダウンオーディションのカタチを危険な現場という認識に近づけた張本人と言える選手でしょう。
ブレイキングダウン4の初登場時、早々にに瓜田純士選手との本戦が決まった状態にも関わらず、山川そうき選手に咎められた事が気に入らなくて椅子ごと蹴り倒した事が強いインパクトを作りましたね。
同じ暴力でもブレイキングオーディションとしての一連の流れがあって、全体が『もしかして………』という雰囲気の中で起きた偶発的な行動だったのですね。
ここで重要なのは、普通に見れば無抵抗者に対する単なる暴力であり不意打ちとなりますが、不良が集うオーディションという視点から考えた場合、『煽る=手を出される可能性』という流れが浮上するため、こうした行動もパフォーマンスとして受け入れられたと感じられます。
逆に言えば、何の掛け合いもない一方的な攻撃は単なる卑怯に過ぎないということです。
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例えば『SATORU』自分を知っていて当たり前という態度
その世界(ラップ界隈)を知る人ならば知って当然の存在かもしれませんが、そうでない人にとっては完全に無名の誰かさんとして登場したのがSATORU選手でした。
そんSATORU選手の初登場はさも自分が世界の中心人物かのような当たり前の口調で、
『みんな待たせたなぁ』
と、有り余る余裕さのオーラ全開での入場でした。
あまりの当たり前の口調にSATORU選手を全く知らない関係者であっても『いったい何者だ?』と注視した事でしょう。
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例えば『太陽』一方的な陽キャラ感
太陽選手は持ち前の明るさに足して機敏な動きを駆使してバク宙を行う陽気さを武器にしつつ、鳥のぬいぐるみ(おそらくクイナ)を手に陽気そのものなパフォーマンスを行う人物です。
ブレイキングダウンの会場は『不良・暴力の祭典』とも言える場でもあるため、通常状態がギスギスして当たり前の空間でもあるのですね。
そんな中に飛び抜けた陽キャが出現すれば、否応なしに注目を浴びることになり、例えばその場の評価が低かったとしても印象深い爪痕を残すため、その後の機会に声が掛かりやすくなる事でしょう。
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例えば『草場健志朗』ピンチをチャンスに
溝口勇児選手アンチである一方で自分からエンタメ枠と自負する草場健志朗選手の初登場は、実は詰められてピンチ状態という初登場でした。
ですが当時の特別審査員として参加していたこめお選手の助言をきっかけに、溝口勇児選手とボディーブロー対決に発展。
そこで持ち前のハッスル気質を全開する事でピリついた現場に『笑い・驚き・拍手喝采』などを巻き起こして注目される存在となりました。
ちなみにブレイキングダウン審査員側としてはボディーブロー対決を楽しみとする一面があるようで、草場健志朗選手と溝口勇児選手両名が不在の時には残念がるシーンと共に2人のボディーブロー対決シーンがカットインしていました。
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例えば『バン仲村』ワードセンス
一見しても特異な姿で登場するバン仲村選手は、その特異な姿以上に使用する言葉に優れた存在です。
場の空気を作り上げることが得意なのか、常に注目を浴びるタイミング(誰も声を上げないタイミング)で一言に絞った何かを発するんですね。
『あんたでもいいよ』
のフレーズはブレイキングダウン界でちょっとしたブームになりました。
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例えば『10人ニキ』異なるアピールの方向性
発言や行動でアピールするだけがブレイキングダウンオーディションの全てではないというアピール方法を行なったのが10人ニキ選手です。
結果的に10人ニキ選手はスター選手の仲間入りを果たしましたが、それ以前は当然無名の人物でした。
そこで無名が注目を浴びるために考えられたと思われるのが、当時のリングネームである
『俺を落とすようじゃ見る目なし』
というもの。
この文言は選手同士が初顔合わせとなる前からブレイキングダウン運営側に審査段階で知らせるにはうってつけな方法ですね。
オーディション出場前から運営側としては気になった筈の存在と言えるでしょう。
良く言えば
運営側に対しての事前アピール
悪く言えば
運営側に対して無差別に挑発している
という事になりますね。
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例えば『マサオ』その場ネタの気付きと活用若しくは天然
マサオ選手の場合は自分を電光装飾しての登場が第一のインパクトでしたが、それ以上に印象強い部分が行動力だと思います。
その行動力に付け足して際立ったのが素直さ。
不穏な空気になれば即座に『落ち着いてください』
と放ち、相手に咎められたら即座に謝って素直に去る。
この一連の流れが本当に素早く、周囲からすれば
『アイツ何しに行ったんだ???』
みたいな印象を植え付け、一種の面白キャラ化するのですね。
ブレイキングダウンは格闘技団体ですが、それと同等にエンタメ要素も重要視しているため、十分なレギュラーの可能性を秘めたものとなります。
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例えば『ぬりぼう』初入場の現場見学
ぬりぼう選手の初出場場面は、同じ初登場者の多くが素直に着席するか無意味な乱闘に発展させるかという二極ですね。
そんな中に登場したぬりぼう選手の場合は、スタジオ見学のごとくフラフラとした足取りで雛壇を1週するという、言ってみれば誰もが思い付き、実際に興味がある事で、それでいて多くの人が遠慮してしまうといった内容でした。
ブレイキングダウン会場の誰もが意味不明な奴と思いつつ、場が場ということもあって警戒気味に嫌でもぬりぼう選手を注視する事になります。
『お前、何してんの?』
なんて言われればしめたもの。
自己紹介フェーズに入る前に独壇場を作ることができます。
どこにも物騒な要因が無い見事な注目の浴び方でしたね。
例えば『修羅斗』好きな人告白
プロでもアマでも素人でもエンタメ要員でも、ブレイキングダウンのオーディションは基本的に本戦出場の切符を手にするための選考会ですが、そんな重要な要素を度外視しても告白に全振りした選手が修羅斗選手でした。
修羅斗選手の場合は自身の格闘家としての話を始める前に伊師美和選手の事が大好きという部分から話を始めます。
予想外とは正にこの事で、伊師美和選手を巻き込んで会場は修羅斗選手だけに時間を費やす事になりました。
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まとめ
こんな感じでブレイキングダウンオーディションの場で爪痕を残す選手はたくさん存在し、その爪痕が強烈な程に当時を、そして今現在を輝ています。
一方で上手とは言えない爪痕を残してしまう選手は、その場限りの数合わせに等しい扱いを受ける(自業自得ですが)羽目になるので、どうせ人生を懸けるならば、自分から障害を作る真似だけはしない方が良いですね。
今後はどんな選手が出てくるのか、今から楽しみです☆
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