ブラック企業のブラック改善方法!誰でも簡単に出来る3つの方法!
『ブラック企業で自分は働かされている』
…とは、実は同僚の多くが感じている事です。
ただ、周囲の様子を眺めるばかりで改善に身を乗り出す第一人者が存在しない以上、多くの従業員が会社の言いなりになるというのも事実です。
例えばあなた自身が『この環境をどうにかしなければ』と思っていても、心のどこかで
『誰かが動き出すのを待つ』
といった選択肢を選んでいませんか?
待つ事は誰にでも出来ますが、待ったところでその存在が登場しないのが『ブラック企業』の継続でもあるのです。
これは私個人の考えとなるので参考程度に留めて欲しいのですが、わたしは『待つ』という判断が苦手な性格なため、自らを犠牲にしてでも行動に出てしまうんですね。
ただし、己の判断が間違っていなければ、案外企業側は否応なしに応じてくれるもので、そんな体験談を踏まえて『ブラック解消案』を3つばかり提案させていただきます。
ある意味では自己犠牲が伴うので、行動の際には慎重に判断してくださいね。
それでも、今後を明るく生きるためには間違っていなかった判断と自負し、実際に『誰もがそう感じていたんだ』と考えさせられた一例です。
確かにある一面では自己犠牲ですが、誰か不特定多数の信頼を得るには十分すぎる自己犠牲でもありますね。
ここでは『有給休暇取得』についての実例で話を進めます。
ブラック企業のブラック改善方法!1:『提案・提言する』
ものすごく当たり前の話ですが、有給休暇は全従業員に付属する、それぞれの特権休暇を指します。
その有給休暇をあなた自身に置き換えるならば、残りの有給休暇をどう使おうがあなたの自由であり、その使用権限を他者が口出しする道理は一切ないのですね。
もちろん、繁忙期と理解してそこに当てはめるような真似をすれば恨まれもするのでしょうが、きちんとした礼儀を持って使用する分には一切合切文句を言われる筋合いが無いという道理です。
しかしながらブラック企業の多くはこの有給休暇の取得をやっかみますね。
その理由は何でしょう?
簡単です。
人手が不足すると企業としての経営が立ち行かなくなるからです。
言い換えれば、『必要最低限以下の人員で経営している』という事になりますね。
だから、指定休暇以外に休まれると困るといった話です。
そもそも有給休暇など取らせる気が無かったという意思の表れですね。
しかし、現に全従業員には有給休暇残日数というものが備わっており、その行使の判断は基本的に所有者の自由なんですね。
私個人に言わせれば、そもそも有給休暇の取得権利を拒むならば、入社面接時に
『ウチは有給取らせませんよ』
の一言があって然るべきなんですね。
ただ、表向きの法律順守や形だけのホワイト企業の顔をするとなると、いいコトばかりを並べるしかないという話でもあって、結果的に採用従業員欲しさに嘘を貫くという結果に至るのです。
なので私の場合は毎回こう言います。
『有給休暇が自由に取得できないならば、いっそ企業として有給休暇の取得を断絶する名言をすれば?』
『それを会社全体で持ち上げるならば、こちらは納得しますよ。もちろん、法律とか労働基準法の話は別物となりますがね』
と。
『毅然とした態度』という文言がありますが、これを理解していれば、会社側はとやかく言えない事情というものがあるのです。
ブラック企業のブラック改善方法!2:『実行・実践する』
『ファーストペンギン』という言葉をご存じでしょうか?
南極に住まうペンギンたちは、氷の崖っぷちに集合して先の大海原に向けて一斉に足を止めるんですね。
ペンギンのほとんどは臆病者で、足場のない海に向けて『飛び込む』と勇気がなかなか出て来ないのです。
ただし、どれだけ『第一歩』を恐れても、ファーストペンギンが海に飛び込むと、その後から集団が次々と海に飛び込む現象が見られるのです。
つまりはどのペンギンも不安を持つ中で、第一のペンギンが海に飛び込む事で『疑心暗鬼の打破』を知る事になるのでしょうね。
人間社会にもこれは通用するものがあり、『嫌なコト』からは誰でも一線後退したくなりますよね。
様子を見る…というか。
有給休暇の取得にヤキモキしている人材は、たぶん全従業員の95%以上は存在するかと個人的には思います。
ブラック企業ともなれば多くの従業員が『有給取るの??』と表向きの疑問符をこちらに向けますが、実際の問題として誰もが欲しがる有給休暇でもあるのですね。
だから私の場合はこう言います。少しきついですけどね。
『当たり前でしょ。自分は肉好きなんですよ。目の前に無料で食べられる極上の理想のステーキが出されて食べない手はないんですよ。有給休暇だって自分自身に割り振られた特権ですから、これを我慢して手放す馬鹿な真似は考えられないんですよ。有給未消化して会社に感謝された事も無いし、有給未消化で貢献した報酬を貰った覚えもありませんから』
こんな感じですかね。
そんな理由で私は『ファーストペンギン役』を自分勝手に買って出るのですが、面白いもので、わたしが有給休暇を取得したと知ると、次々とみんな消化に走るんですね☆
全体の多くが無意識に一丸となれば、企業もおいそれと『ダメだ!』とは言えないものなのです。
何故なら、企業側も不正と知って有給休暇の消化を反対していたわけですから。
ブラック企業のブラック改善方法!3:『動労規則・社則の再確認を促す』
どうしても有給休暇の取得を拒否する場合は、就業規則を一緒に読むという手もあります。
各企業には企業として認識されるための労働基準が設けられており、その中には休日や有休休暇の首都機条件も備わっている筈です。
これは企業が企業として存続するための最低条件が記された内容であり、全従業員が『理解している』または『理解させる』といった前提で作成されたものなんですね。
なので規則の中には1日の労働条件や目的達成の最低条件、ペナルティ条件や約束事など多岐に渡る内容が含まれており、当然ながら有給休暇の取得条件も存在する筈なのです。
これを管理者と一緒に目を通せば、相手も『ダメだ』という事は出来なくなるんですね。
仮に直属の上司がダメと言うならば、本社でも労働組合でも基準局でも問い合わせると良いでしょう。
自分の労働条件内に『有給休暇取得日数』が存在するならば、その利用権限が無いという事は何人たりとも言えない事なんですね。
まとめと注意
どうでしたでしょうか?
今回は『有給休暇取得』についてをお話しましたが、自身に備えられる特権はいつでも発動可能という事を認識しておいてください。
とはいえ、ブラック企業の多くは不利な条件を個人から遠ざける傾向にありますので、
『気になったらまず質問』
という事を念頭に置いておいてください。
会社は把握していても、肝心の自分自身が把握していない。
これではフェアではありません。
法律度外視で言えば、有給休暇を使わせる気が無い企業であれば、そもそも有給休暇を使わせない方針を先に打ち明けるべきと個人的には考えるのですがね。
表向きの法律順守は本当に多く、いち従業員としての私も困惑する場面が多々ありますが、不正漏洩を気にする企業の多くは毅然とした態度に弱い面がよく見て取れます。
例えば有給休暇残日数が20日あるのであれば、その使用権限は会社ではなく、あなた自身にあるという事を忘れないでくださいね。
1日使おうが、全消化しようが、全てはあなたの自由というのが
『いち従業員としての最低条件かつ自由な判断』
なのです。
どんなに利用しようが誰も咎める権利はなく、どんなに流そうが誰も文句は言えないのです。
これが『雇用条件』の1つでもあります。
それと注意を1つ…。
ブラック企業の多くは『有給休暇を取得されたくない!』という思いが強く、例えば明細書などに『有給休暇残日数』という項目が削除(空欄化)されているケースが多々あります。
これは全従業員のなるべく多くに『有給休暇の残日数を把握されたくない』と言った想いがあるのでしょうが、まあ…、卑怯ですね(笑)
しかしながら、各企業には全社員の有給休暇残日数を公表する義務がありますので、ご自身の有給休暇の残日数が不明であるならば、上司にその事を尋ねると良いでしょう。
嫌々ながらでも回答が得られるはずですよ。
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